オンラインカジノの歴史

今までのオンラインカジノの歴史と変遷

登場から年々進化してきているオンラインカジノですが、その普及にはインターネットの普及が大きく貢献していると事は言うまでもないでしょう。

表だった極端な変化というのは実は見え辛い部分もありますが、確実に中身は進化してきているのです。

それでも元々も母体となるヨーロッパのカジノやその運営企業が基礎となっていることに変わりはなく、今でもその流れが脈々と受け継がれてきているのです。

オンラインカジノがどのように普及し、今受け入れられてきたのかという歴史と変遷を見る事はよりオンラインカジノへの理解を深める事になるのではないかと思いましたので取り上げてみようと思います。

オンラインカジノの始まり

日本でも古くから賭博（チンチロリンや丁か半かというものなど）があり、大きい賭博場から小さい賭博場まであちらこちらで開かれていたことは時代劇などを見てもわかります。

世界というのは不思議なもので、場所やゲームは変わっても同じようなものがあるのですね。

それがヨーロッパではポーカーやブラックジャックだったというだけの事。同じようにサイコロを使用したシックボーというゲームもあるぐらいです。

結局それらのギャンブルをインターネットの普及でいつでもどこでも誰でも（制限はありますけど）できるようにしようという動きでオンラインカジノというものが生まれました。

もう一つ大きく関係しているのはマフィアです。

皆さんもいくらギャンブルが好きでも、銃を持ったマフィアが出入りしている賭博場で遊びたいと思います？

しかもグルになってイカサマを仕掛けてくるかもわかりませんよね。恐らくそんなところに行きたいとは思わない筈。

だから国が管理するライセンスを発行し合法化することでマフィアを切り離そうとしたのも理由の一つとしてあると聞いています。

それが現在では一般的に遊べるようになったオンラインカジノの始まりなのです。

オンラインカジノの変遷

・オンラインカジノが初めて登場したのは1994年で、場所はもちろんヨーロッパ市場。ちなみにこの時のオンラインカジノ企業は現存している。

・オンラインカジノが登場した同じ年の1994年には「アンティグア・バーブーダ」という島国が、これも世界で初めてライセンスを発行しいる。それ以降には各国でライセンスが発行されるようになった。オンラインカジノと同時にライセンス制度の普及やそれに伴う規制の改善は、現在のプレイヤー保護やマネーロンダリングの防止にもつながっていて、安全で安心してプレイできる環境を維持してくれている。

・登場から20余年のオンラインカジノ業界は、ゲームの種類も内容も多様化が顕著で、ライブカジノをはじめ多彩なビデオスロットやスポーツブック、ビンゴから最近ではeスポーツまでが賭けの対象にもなってきています。

・オンラインカジノが盛んなヨーロッパでは、運営会社やゲームメーカーだけではなく決済会社が集中していています。日本のギャンブルもCMに見るように、芸能人が出演したりして後ろめたいイメージは今でこそかなりなくなってきていますが、ヨーロッパのオンラインカジノ関連企業は上場したり、普通にテレビCMやチームスポンサー契約をしているなど社会にも浸透しているのです。

・しかしながらオンラインカジノに関する法律は、ヨーロッパ各国ですら日本と同様に明確になっていないケースが多く、完全に合法化されているのはライセンス発行国とそれに準ずる国ぐらいのようだが、徐々に法整備も進められつつある。

・ITと通信速度の向上でオンラインカジノのゲームもより綺麗になり落ちも少なくなってきている。

・こと日本に限って言えばここ数年が日本マーケットへの進出ラッシュが続いていて、今後もそれは継続していくと思われますが、逆に生存競争も激しく生き残りをかけたプレイヤー争奪戦が繰り広げられることでしょう。

・世界初のオンラインカジノサイトはご存じ「インターカジノ」で、日本市場でも歴史を持っていて知らない人はいないでしょう。